「発達障害」の解剖図鑑 「体質」と「気質」から症状と対策がわかる!

#CM #医療・予防

 

「発達障害」の解剖図鑑

 

三田 晃史 (著)

定価 1,760 (税込)

amazonで買う 楽天ブックス

誠文堂新光社

2026/1/8

 

おすすめ情報

 

 

 

この本の内容

 

「発達障害」は、2022年に「神経発達症群」と名称が変わりました。
同様に、「発達障害」に含まれていた、ASDの名称も「広汎性発達障害(自閉症スペクトラム障害)」から「自閉症スペクトラム症」と変わり、ADHDの名称も「多動性障害(注意欠陥多動性障害)」から「注意欠如多動症」と名称が変わっています。

これはつまり、これまでの「障害」という固定した状態という捉え方より、より多様で変化する「症状」が注目されるようになっているのです。

さらに、こだわりや自閉などの気質を持つASDの人の3割に、不注意や衝動性などのADHDの気質がみられると報告されるなど、ADHD、ASD、HSP(High Sensitive Person)などの気質は、高い確率で共存します。
共存の組み合わせは十人十色。
病名から調べていくと、「自分にぴったり当てはまる」ということはほぼありません。

この本は、「神経発達症群(発達障害)」について、それぞれの病名よりむしろ、「体質」と「気質」の観点からその症状を成り立たせている特性に注目し、より細分化して60に分類、それぞれの特性に対する理解や接し方を解説していきます。

つまり、発達障害を症状から解剖して理解していく本です。

特に発達障害でみられるような制御の難しい個性は、千差万別、個人差も大きく、周囲からの無理解に加えて、独特の生き辛さも加わるなど多岐にわたります。
しかし、人の違いのほとんどは、体質や気質の違いによる「個性」です。
個別の良さを失うほどに人に合わせようと無理をして調子を崩すより、「ありのまま」で良いのです。

自分らしくいられるためには、オーダーメイドの工夫が必要となります。
特性に合わせた「マイルール」です。

本書では、発達障害やグレーゾーンなどの特性を持った人が直面する苦労と、それを乗り越えるための独自の「マイルール」、そして周囲の接し方を、わかりやすい1コマ漫画とともに徹底解説します。

■目次抜粋
第1章 疲れやすい16の体質
自律神経体質:季節の変わり目に不調
眼体質:眩しい光でめまいがする
耳体質:音に疲れる
睡眠体質:昼夜逆転しやすい
個人空間体質:人と近い距離が苦手
平衡体質:乗り物が苦手

第2章 ストレスを感じやすい30の気質
不注意気質:整理整頓が苦手/遅刻する/お金の管理が苦手
衝動気質:せっかちで雑になる/突発的に行動する
こだわり気質:変化が苦手/興味の幅が狭い
自閉気質:相手の気持ちがわからない/潔癖で強情

第3章 過剰適応などによる14の適応不全と支援
過剰適応:見過ごされたADHDの強迫症状
恋愛関係:異性を好きになり過ぎて嫌われた
仕事関係:職場で浮いてしまう

…ほか

 

 

 

「発達障害」の解剖図鑑

第1章 疲れやすい16の体質

「発達障害」の解剖図鑑 

「発達障害」の解剖図鑑

「発達障害」の解剖図鑑

季節の変わり目に不調

温度や気圧などの気候の変化に、追い付いてい
けない体質です。自律神経の働きが弱く、身体
に熱がこもったり、頭痛がしたりするため、苦
手な時季がありますが、無理をしないことでや
り過ごします。

【代表的な悩み】

●春と秋に体調を崩しやすい

● 体温調節が苦手で寒暖差が辛い

● 台風や雨が近づくと低気圧で頭痛がする

 

乗り物が苦手

乗り物に酔いやすい体質なので、乗り物を避け
て生活します。尿意に気づきづらく、特に電車
や飛行機などの長距離の移動の際のトイレも心
配です。

【代表的な悩み】

● 乗り物の揺れや振動で酔いやすい

● 乗り物に乗る前にトイレが心配になる

     

 

ホルモンの影響で辛い

性ホルモンの影響などで、落ち込みやイライラ
などの気分変動が激しかったり、性同一に違和
感を覚えたりしがちな体質です。個性や価値観
への配慮が大切です。

【代表的な悩み】

●生理前後のしんどさ

● 性同一性に関する違和感

 

 

第2章 ストレスを感じやすい30の気質

「発達障害」の解剖図鑑

「発達障害」の解剖図鑑

「発達障害」の解剖図鑑

整理整頓が苦手

物を散らかしがちで片付けが苦手な気質です。
断捨離や置き場所を決めるなどの、周囲のサポ
ートが有効です。

【代表的な悩み】

● 散らかしてしまう

● 片付けが難しい

頑固で融通が利かない

頑固で融通が利かない職人気質です。しつこく
諦めが悪いところもありますが、こだわりから
職人芸は得意で、人にできないものをつくり出
すことができます。

【代表的な悩み】

● 切り替えができない

● 諦めが悪くしつこい

他人との境界が曖昧

人と自分の境界線が曖昧になりがちな気質で
す。共依存して振り回されたりしがちなので、
適度な距離を取り、お互いお節介しないことが
大切です。

【代表的な悩み】

● 他人のトラブルに巻き込まれやすい

● 人を振り回して迷惑をかけがち

第3章 過剰適応などによる14の適応不全と支援

「発達障害」の解剖図鑑

「発達障害」の解剖図鑑

「発達障害」の解剖図鑑

見過ごされたADHDの強迫症状

女性の発達障害は、大人になって初めて気づく
ことも少なくありません。誤解され、辛い思い
をすることも多く、適切な理解を深めることで
解決に近づきます。

【代表的な悩み】

● 確認行動がひどくなり疲れる

● 衝動的言動をして後悔する

仕事の手が抜けず電池切れに

凝り性な人は手が抜けず、仕事が遅くなった
り、人と一緒に共同作業ができなかったりしま
す。自分にも他人にも、折り合いをつけること
を覚えることが大切です。

【代表的な悩み】

● 凝り過ぎて仕事が遅くなる

● 人と一緒に作業ができない

経済的に行き詰まる

発達障害の人にとって、学校に次いで悩みの種
なのが、就労と経済的な安定です。就労支援
や、障害者雇用、障害年金などの、就労とお金
に関する制度を積極的に活用しながら生活基盤
を構築していきます。

【代表的な悩み】

● 体調が悪くて働けない

● 一人で暮らすお金がない